611

最近は気持ちがユラユラしてて情緒不安定。
昨日闇の囁きという小説を読了した。一日で集中して読めて、本当にひさっっしぶりに良質な読書体験だった。
ところでこの良質な読書体験とは何か。
私にとっては、読みたい気持ちと体力とタイミングが全て揃った時である。

基本的には読書は気持ちが最重要なのだが(読みたくない時に読んでもまじで面白くない)、その気持ちが強くてなおかつ読める体力があり(空腹じゃない、体調が悪くないなど)そのまとまった時間がとれることが必要である。

気持ちに関しては、実際に読み始める前の準備が最も大事である。事前にレビューを読んだり表紙絵を確認したりあとがきを読んだりして、読みたいという欲求を高める。
その欲求が最大限まで高まった時が、最高の読書タイミングだ。

昨日はまさにそうだった。闇の囁きという怪しいタイトル、2人の美少年が妖しく描かれた表紙絵、そして好きな有名人のレビュー。これら3つのおかげで私の読みたい欲は最高だった。
本を読みたいという気持ちは厳密には気持ちではなく欲なので、これが満たされた時の快楽は本当に何者にも変え難い。
ドーパミンが出るとはこのことかと一人納得するのだった。

眠いのでもう寝る。