7/1

今日からリーダー業務が始まった。

人生初の昇給。人生初の昇格。もちろん気分は悪くない。いやむしろ良い。

本社の人からゆくゆくは管理者に、もっと先はエリアマネージャーにという話を頂いた。

無論上京するため話半分で聞いたが、本来なら一つの場所にある程度とどまって徐々に昇格するのが普通の人生で多数派なんだよなぁ・・・とあったかもしれない自分のもう一つの人生に思いをはせてしまった。

 

この仕事はおそらく自分に向いている。やっていてものすごく難しいとか大変とか苦労とか感じない。別に苦じゃない。苦じゃないって時点で向いてるし、その証拠として昇格したんだろう。給料も良い立地もいい。人間関係も希薄で良い。仕事内容も苦じゃない。このままここにいたら「何が起こるか分からない」という不安に苛まれずしばらくしたら管理者に、そして数年したらエリアマネージャーになって昇格も昇給もして平凡だけどそこそこ満ち足りた人生を歩むんじゃないかって、そこまで考えた。

 

だけど、その人生はいつでも歩めるから。

「何が起こるか分からない」という未知に挑戦するのは、今しかできないから。このまま平凡な人生を歩みたくない!挑戦したい!ってあれほど思っていたのに、いざその平凡を手放すとなるとこんなに心が揺らぐなんて。それほどの気持ちなんでしょと吐き捨てられたらそれまでだけど。

若さというのは永遠じゃない。そして武器である。失敗ができる。それが一番の武器。

後悔しないように生きるなんて傲慢なことは言えないけど、せめて「やっておけばよかった」って後悔はしたくない。

 

このままでいいんだろうかとまた一つ不安になる。事務所に頼ってはいけない。

自分で自分を売れるようになるんだ。

 

追記

なぜか書き忘れた

人生初めていただいた仕事

すごく小さいけど、歌の仕事

うまくできずにしんどくなる

そんなすぐ上手くできるほうがおかしいよね

卑屈にならずに